第二回【シネマナビ】ドールハウスワークショップレポート
「ドールハウス」を知っていますか?
家や家具などの生活空間を一定の縮尺で表現した模型のことです。
第二回【シネマナビ】ではハロウィンテイストの簡単なドールハウスキットを体験してもらいました。
講師は夢工房アトリエOAKSを主宰する岡崎祐子さんです。
岡崎さんがドールハウスの製作を始めたのは20年ほど前のこと。
いまではたくさんの生徒さんと共に、2年に1度作品展を開催しています。
大学生や子供連れのお母さん、ご年配の方
さまざまな世代のお客さんが参加してくれました。
子供たちは粘土を一生懸命こねて
かぼちゃや魔女の帽子やほうき、こうもりなども手作りしました。
想像より本格的で大人の方でも存分に楽しめたようでした。
今回、私も生徒の一人としてドールハウスWSに参加しました。実は企画者である私自身、幼い頃に夢工房アトリエOAKSに通っていました。それ以来の体験ということで当時のわくわくした気持ちを思い出し、夢中になってしまいました。
終始和やかな雰囲気で製作。
作業中には参加者の楽しく会話する声に包まれ、素敵な時間を過ごすことが出来ました。
無事にワークショップを終えた後、日を改めて岡崎さんに詳しく話をお聞きしました。
_ドールハウスを作り始めたきっかけは何ですか?
画用紙や三角定規、鉛筆を使って、部屋の展開図を書いたり、それを組み合わせて遊んだり、ものづくりがとにかく好きな子供でした。そんなこともあり東京の学校ではトレースなどの技術を学び、建築系の企業に就職しました。
その後、娘の幼稚園バザーが開催されることになり、それがきっかけで現在に至ります。私は娘のためにダンボールでドールハウスや人形の洋服を製作していたこともあり、バザーのためにドールハウスを製作することにしました。その中で改めてものづくりの楽しさを実感し、バザーが終わってからも空き時間に度々ママ友と集まってはものづくりをしていました。
主人の会社の一階で行っていたため、周囲から教えて欲しいという声が多くなり、教室を開くことになりました。
_現在はどのような活動をしていますか?
通常は一対一で生徒さんと丁寧にドールハウス製作をしています。
現在は11月の展示会に向けて忙しい毎日を送っています。
作業や打ち合わせなどより良い展示会にするため奮闘しています。
_ドールハウス作りを体験したい人へ
アトリエOAKSではいつでも生徒をお待ちしています。
入門コースからよくばりコースまで、自分にあったコースを自分のペースで進めていただけます。ドールハウスがよくわからないという方、詳しく知りたい方は11月の展示会にぜひお越しください。
25~27日に山形テルサ3階アプローズにて開催する予定です。